包茎の矯正
包茎に対する考え方としてはいろいろあります。
なかには
「包茎は自然なカタチなのだからそのままでも気にする必要はない!」
などという意見などを目にすることもあります。
しかし、当サイトの考え方としては、「包茎は治したほうが良い」というスタンスで解説しています。
第一に真性包茎の場合は医療機関でも保険適応されるれっきとした「治療対象」であるということです。
包皮内は不衛生で中に溜まってしまう「雑菌」や「恥垢」は包皮炎など感染症を引き起こす原因にもなります。
また、陰茎癌・子宮がんを発症してしまう原因の可能性も否定できません。
自分一人で済む問題ではありません。
特に真性包茎の場合は自分で包皮の内側を掃除することが難しい状態です。
包茎の矯正は手術などをすることなく陰茎を包む包皮口を伸ばす作業です。
耳のピアスの穴を開け広がった画像を見たことはありませんか?
または、「ムルシ族」などと画像検索してみると、こんなに皮膚は伸びるのか?
と、驚きの画像も出てきます。
これらを見れば、包茎の矯正はそれほど難しいことではないと思ってもらえると思います。
真性包茎の矯正
真性包茎の矯正方法は2つが考えられます。
包茎を自分で矯正することは時間はかかりますが、費用もそれほどかからず自然な状態で矯正することができます。
1,自分の手で包皮を伸ばしていく
亀頭を露出させることができない包皮口の大きさを自分の手で伸ばして矯正します。
最も原始的な方法ですが、地道に続ければ効果は期待できます。
なるべく、入浴時など温まった状態のほうが皮膚は伸ばしやすいです。
方法は単純でカンタンです。
両手の指で包皮口のフチを摘んで徐々に伸ばしていくだけ!
1日や2日では効果はまったくわからないでしょうが1,2ヶ月続けることができれば亀頭が露出させるまで伸ばせるでしょう。
2,器具を使って包皮口を伸ばす
原理は1の方法と同じですが、専用の器具を使うことによって包皮口をピンポイントで確実に伸ばすことができます。
また、かかる時間的にも2,3週間と比較的早く効果を感じることがでしょう。
包茎専用矯正器具「キトー君」を使います。
医療に使うカンシのような形をした器具で包皮口を広げて固定します。
使い方はとってもカンタンで1日朝晩2回、1回につき30分使用するだけです。
約3週間ほどで亀頭を露出させることができるようになります。
キトー君という名前はちょっとふざけた感じもしますが、海外ではれっきとしたグランシーと呼ばれる医療器具です。
販売実績は2001年からで、世界30カ国以上で販売されています。
どちらにせよ、効果を出すためには毎日継続して矯正することが絶対条件です!
仮性包茎の矯正
仮性包茎の矯正は比較的簡単です。
それほど抵抗なく包皮が剥けて、勃起時など自然に亀頭が露出できる軽度の場合は単純に「むき癖」をつけるだけでいいでしょう。
トイレに入ったときや入浴時、就寝前といった日頃から気がついたらペニスの包皮を剥いて「むき癖」をつけていきましょう。
次第に何もしなくても剥けて亀頭が露出して乾いた状態が普通になるでしょう。
問題は重度の仮性包茎の場合の矯正です。
包皮は剥くことはできても、ほとんど被った状態で勃起しても故意に剥かなければ亀頭が露出できないようような状態です。
また、勃起時に包皮を剥くと圧迫感を感じる「包皮狭窄症」などの場合もあります。
このような場合は真性包茎の矯正と同様に皮膚(包皮口)を伸ばす矯正が必要になります。
方法は真性包茎の矯正とまったく同じです。
そんなに地道に包茎の矯正なんて続かない、続けられない・・・!
でも、どうしても包茎を治したい!
と強く考えているのであれば、包茎手術という選択肢もあります!